最果て日記 Workaround

アラフォー弱小エンジニアの雑食的なブログ

立ち会い出産(1)

GON_SUNです。こんにちは。 

昨日はブログを更新しませんでした。連続記録は10日で途絶えました…。

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画像:いらすとや 

 
昨日、妻が出産しました。
男の子で、母子ともに健康です。そんな訳で、昨日は当たり前のようにバタバタしていました。事の始まりは夜中の3時からでした。
 
※2回目はこちら

gonsun177.hatenablog.jp

※3回目はこちら

gonsun177.hatenablog.jp

 

 

 

一昨日(土曜日)の時点から今日か明日かもとは妻に言われていました。その言葉通り、就寝したAM3時頃に電話がかかってきました。スマホはマナーモードになっていたのですが、睡眠トラッカーを兼ねたスマートウォッチをつけていたので、それの振動ですぐに気づくことができました。すぐに着替えて車で30分ほどかけて病院へ直行。すでに3分間隔くらいの陣痛になっていました。
 
そこからは陣痛に悶え苦しむ妻をひたすら励まし続ける。

理由はよくわかりませんが、お尻のあたりにテニスボールを当てて、ギュッと押さつけるということを助産師さんから指示され、陣痛が来る度にその繰り返し。かなり強い力で押し込んでも「もっと強く!」と言われるので、ほぼ全力で。陣痛が治まっているときも腰が痛いというのでひたすら擦っていました。その結果、あっという間に両腕が疲労困憊になります。でも、そんな事で自分が音を上げるわけには行かないのでひたすらごまかしながら続けます。
 
握った手の指をへし折られるのではないかというくらい強い力で握り返され、「もうムリできない!」と言われながらも「大丈夫!できるよ!」と励まし、「まだー!?あとどれくらい!?」と聞かれても「もうちょっと!」としか答えられない。そんな状況で、出産に対して男はなんて無力なんだ、という思いに駆られました。
 
そんな攻防がおよそ6時間は続きました。
ただこれは「私が駆けつけてから」の話で、あとから妻に聞いた話では実際にはそれよりも前から陣痛は始まっていたようで(呼び出されたのは入院してから)、妻は10時間近くその痛みを耐え続けたことになります。男である私にはわかりませんが、妻の苦しみ方を見るに、おそらく想像を絶する痛みだったと思われます。普段は穏やかな妻が、発狂するんじゃないかというレベルで叫んでいるのですから。男がその痛みを経験すれば耐えられずに死ぬんじゃなかろうか、と未だに思います。 
 
余談ですが、対応する助産師さんによって悶え苦しむ妻への対応が違うのがなかなか印象的でした。妻の「まだ!?」に対してある助産師さんは「うーん、こればっかりは赤ちゃんじゃないとわからないねー」と冷静(?)に返す人もいれば、名言はしないけど「すぐそこまで来てるから頑張れ!」と励ます人もいて、なんか性格出るなーと思いました。
 
長くなったので次回に続きます。