最果て日記 Workaround

アラフォー弱小エンジニアの雑食的なブログ

立ち合い出産(2)

GON_SUNです。こんばんは。

 

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画像:いらすとや

妻が出産しました。昨日の続きです。

gonsun177.hatenablog.jp

 ※3回目はこちら

gonsun177.hatenablog.jp

 

私が駆けつけてからかれこれ6時間ほどが経過していました。妻の悶え苦しむ様子もどんどん激しくなっており、口々に「もう無理!」と言い始めるようになりました。今回で出産は2回目ですが、1回目より進むペースはかなり早いです。が、その分痛みも激しいのか消耗が激しいように思えます。それでも私は励まし続けるしかありません。

そんな状況の中でも、妻は「早く赤ちゃんに会いたい!」というのです。先日の「あとどれくらい!?」の言葉の中には、早く苦しみから解放されたいという思いと、一刻も早く赤ちゃんに会いたいという2つの思いがあるのです。こんな状況でもおなかの赤ちゃんのことを思える妻は、母は強い、そう思います。やはり自分にはとても真似できない…

時刻は9時を過ぎていました。義母が私の朝食にとおにぎりを用意してくれていたのですが、こんな状況で自分だけが食事をする気になど到底なれません。腹ペコですが、私も頑張ります。

そうこうしているうちに分娩室に出入りする人が増え、いろんな機器がセッティングされていきます。いよいよ、という気持ちと、まだか、という気持ちが交錯します。

 

そしてある時、妻が「破水した!」と叫びます。
すぐさま助産師さんが確認します。いよいよ出産の体勢に入ります。スタッフが集まりだします。医者もやってきました。危ないので妻の眼鏡をはずせと指示が出ます。何やら注射のようなものが出てきました。医者がなにやらしていますが、私のほうからは見えません。切開している?

あれよあれよという間にいろんなことが起こります。妻の絶叫も最高潮です。
あと少し、あと少し、もうすぐ会えるよ!と励まし続けて…

 

ついに生まれました!

 

破水してからはあっという間(あとから確認したら、10分くらいだったようです)でした。妻の足の隙間から生れ出た赤ちゃんが助産師さんによって取り出される瞬間を、私は確かに見ました。その瞬間の鳴き声も聞きました。


なんだか夢を見ているような、ファンタジーな気分でした。
妻のおなかの中に赤ちゃんがいるのは理屈では分かっていましたが、その子が間違いなく妻のおなかから出てきたのを自分の目で目撃し、妻は本当にすごいことをやってのけたのだ、という思いを新たにしました。
※一人目の時は直前で緊急帝王切開になるかもで追い出されてしまったので出産の瞬間は見ていない(オペ室まで行ったが帝王切開に至らず)

 

生まれた後は涙目になりながら(実際には泣いてない)、妻と喜び労いました。正直何を言ったかはあまり覚えていません…

 

また長くなってしまったので明日に続きます。
(3)は予定外ですが、もう少し書きたいことがあるのでもう少しお付き合いください。