最果て日記 Workaround

アラフォー弱小エンジニアの雑食的なブログ

妻実家での生活 その後

GON_SUNです。こんばんは。

 

妻の戦線離脱により妻実家での生活を強いられておりましたが、入院治療から通院治療に切り替えることに成功したため妻は退院、その結果私は(子供の世話という意味では)緊急性がなくなったということで本日撤収しました。とは言っても妻が全快しているわけではなく通院は続きますし、そうでなくても子供の様子見と世話のため妻実家に通い夫をする生活は続きます。

 

それでもだいぶ気は楽になりました。

 妻の入院生活で一番つらかったのは、日に日に精神的に追い詰められていく妻の姿を見ることでした。

闘病もそうなのですが、やはり生後間もない赤ちゃんと引き裂かれるのは相当堪えたようです。母乳は出るのにそれをあげる相手はいない。搾乳も体力的にも精神的にもしんどい。大変な思いをした我が子を自分の手で抱くこともできない。

私の思いつく限りで言葉にしてみましたが、たぶんそれ以上のものだったと思います。
入院中に取り乱して泣き出してしまうこともありました。

 

このままでは病気が治る前に妻がどうにかなってしまうのでは…。なんとか少しでも赤ちゃんと妻を会わせられないかと医者にも相談したのですが、渋い回答しか帰ってきませんでした。どうしたものかと思っていた矢先、検査の結果により内服薬での治療の目処が立ったことで通院での治療に切り替えられるという朗報がありました。その結果、本人の意志もあり、退院する運びとなりました。

 

今回の件を振り返って改めて思うのは、何回か前に書いた「出産は命がけ」という言葉を改めて思い知らされた、ということです。幸い今回は命に関わることレベルではなかったものの、対処が遅れたり運が悪ければ命に関わることだったかもしれない(医者がそういったわけではなく自分がそう感じているだけで根拠はない)と思うとゾッとします。

それともう一つ、今回は妻実家の全面的なサポートがあったからこそなんとか乗り切れた、ということです。もしこれで、実家に頼ることができず、自分ひとりでなんとかしなければならないという状況になった場合、おそらく子供に何かが起こるか自分が倒れるかになっていたと思います。もし前者なら目も当てられない状況です。

 

様々な幸運が重なって、今回はなんとか峠を超えた感じがします。まだ妻が完治するまで戦いは続きますが、妻の精神状態もいい方向に向かっている感じがしたので、なんとか乗り切れそうです。